なぜなら、複数教科の状態が把握できなければ、子どもたちの状況観察や進路指導ができないからです。
たいていの入試には複数の科目が必要です。そのため、試験に合格するには、全体のバランスを考えながら学習する必要があります。
例えば、現時点で志望校に合格するには成績をかなり伸ばさなければならない生徒がいたとします。もし、英語と理科の点数を伸ばすことができれば志望校に合格できるとしたら、どのようなアドバイスを子どもに与えたらよいのでしょうか。
英語の先生には理科が分かりません。理科の先生には英語が分かりません。単一教科のみの指導者では他の教科の内容が分からないため、自分の担当教科以外について、何をやればよいのか、学習にどれだけの時間が必要かといった具体的なアドバイスができないのです。子どもたちを伸ばすためには、子どもの一部分を見るのではなく、子どもの全体像を見る必要があります。
朝日塾個別教室には、子どもたちの個性や能力を見極められる、複数科目の指導が可能なスタッフがそろっています。子どもたちの状況などに応じて講師を決めますが、指導を受けながら自分にあった先生かどうかを判断し、あわないときは新たな先生を選ぶことができます。