なぜなら、点数のみで子どもたちの能力を判断するのではなく、指導しながら能力や性格といった個性を把握し、それに合わせた指導を行うからです。
子どもたちが抱えている勉強の問題点を解決するには、まずその原因を探らなければなりません。ところが、その原因はなかなか複雑で、1回のテストでは到底計り知れないものがあります。
例えば、算数や数学のテストを行い、その結果、計算問題の得点率が低いのを見て、「○○君は計算が苦手のようですね。だから、計算問題をしっかりやりましょう。」という評価を下すのはあまりにも容易で、しかも何の解決にもなっていないのです。計算問題が苦手な場合、大切なのは計算問題がなぜできないのかであって、計算問題が苦手であるという事実の確認は不要なのです。
計算ミスが多い子どもに対して、「ミスを少なくしなさい」というのは、指導者の怠慢です。計算ミスが多い子どもは、たいてい自覚があります。いまさら事実を追認されたところで、何のアドバイスにもなっていないのです。
計算問題が苦手な子、計算ミスの多い子、それぞれに異なった原因があるのです。子どもたちにとって良い教育の道筋は、彼らをしっかり見つめることで見えてきます。
朝日塾個別教室では、入塾テストで子どもたちをランクわけするのではなく、まず子どもたちをしっかり観察することから始めます。そして、彼らの個性や可能性を把握し、一人ひとりに合わせた指導を行っています。
また、受験の目標校は個人の希望に合わせて設定します。なぜなら、子どもたちの目標は一人ひとり異なっていて、その子が目指す学校が、その子にとっての最高の場所だからです。
例えば、大学受験において、東大へ行った生徒もいれば、あえて地方の私立大学へ入学した生徒もいました。中学入試において、ラ・サールを目指して夢をかなえた生徒もいれば、家の近くの私立中学に希望通り進学した生徒もいました。
人生の夢は人それぞれであり、価値観も人によって異なります。 それゆえ、目指すものが人によって違ったとしても、それは当然のことです。
望みどおりの進路を進むには、多くの場合、試験に合格しなければなりません。ところが、試験の科目や内容は学校やコースによって異なります。また、合格に向けてやらなければならない勉強の内容も、個人によって異なります。夢を実現するには子どもたちそれぞれにあった勉強をする必要があるのです。
朝日塾個別教室では、子どもたちそれぞれの夢や目標を大切にし、それが実現できるよう、個人個人に合わせた指導を行っています。
具体的な学習内容も、志望校合格へ向けての受験勉強、定期テストでの成績アップの勉強、他塾の課題や通信教育の教材にあわせての学習など、自由に決めることができます。中高一貫校の進度や内容、各種検定試験対策にも対応します。