朝日塾個別教室

覚えておきたい電子辞書の使い方 2

国語の評論文の問題に取り組む際、意味の分からない言葉があれば、必ず調べる必要があります。そんな時、あなたは電子辞書のどのコンテンツを使いますか。
国語の辞書といえば『広辞苑』です。そのため、『広辞苑』を選択する人も多いようです。

では、「アイデンティティー」という言葉を調べてみましょう。
『広辞苑』によると、
「人格における存在証明または同一性。ある人の一貫性が時間的・空間的に成り立ち、それが他者や共同体からも認められていること。自己の存在証明。自己同一性。同一性。」
とあります。
果たして、この説明で理解できるでしょうか。
もちろん、『広辞苑』の説明で十分理解できることもありますが、『広辞苑』の記述には、難解なものが多々見受けられます。国語が苦手な人には特に分かりづらいと思われます。

そんな時には、他の辞書を引いてみるのが良いでしょう。
でも、せっかく電子辞書を持っているなら、端から一括検索(複数辞書検索)機能を使うのがベストでしょう。
特定のコンテンツだけを使うのではなく、色々な辞書の意味を見比べたほうが、より理解が進むはずです。
国語だけでなく、社会や理科の学習時にも、一括検索は非常に便利です。
どの機種でも、一括検索(複数辞書検索)モードはボタンひとつで使えるようになるはずなので、是非使ってみてください。