今春からセンター試験の内容が変わりました。いわゆる新過程になりました。
今回の教育課程の変更で、最も大きく変わったのは理科です。
特にセンター試験においては、文系も理系も、今までの過程と比較すると受験生の負担が大きく増えます。
大学入試の制度をよく理解していない人がいるかもしれませんので、簡単に説明しておきますが――
国公立大学に進学するためには、一部の推薦入試やAO入試を除いて、全国一斉に行われるセンター試験を受験し、その後、各大学で行われる2次試験を受験する必要があります。
私立大学はセンター試験を受ける必要はありません。センター試験の結果も利用して受験することもできるのですが、私立大学の場合、必須ではありません。
要するに、国公立大学に行くならセンター試験が必要なのですが、そのセンター試験において、理科が大きく変わったのです。
次回、どのように変わったか、具体的に説明したいと思います。